病院は暇だ。ゼロノスのマスター提出が10月20日。会長とPが病院に走ってきて解雇を通告しに来たのが10月21日。2週間ほどの入院の予定が2ヶ月位にのびて気持ちも萎えまくっている今日このごろ。
とにかく忙しかった5年の間に積みに積みまくったゲームを消化していくいいチャンスだと思った。いま世の中はPS4だけど、仕事が忙しくなった20年前からの積みゲーを消化していこう。いややっぱりやめた。無理だ。この20年の間になんとかクリアしたゲームは
・ナムコxカプコン
・メトロイドピンボール
・ゼルダの伝説
だけだった。話題になってたマリオカート7とかもやってないな、あ、買ってもないわ。そんな中いつかやろうと思っていた「ソーサリアン for iOS by Aeria」
これなら入院生活でもできる。
正直2500円で登場したAeria版ソーサリアンは出た当初からその価格と操作性の悪さに2chの掲示板は荒れていた。そこに含まれる課金コンテンツもなにか死者を冒涜するような「有料の復活」が神経を逆なでしたのか、課金コンテンツとしての評価は良くなかった。むしろ嫌われていた。
しかし、当時のそんな状況を横目にしつつも今あらためてバグもとっくにフィックスされたであろうソーサリアンをプレイしてみると、これはWindows版で販売された「ソーサリアンオリジナル」の移植版としては申し分のないできだ。ただ当時のアプリとしての2500円は高すぎたが。しかし僕はもともと無料で買ったんだったか、300円で買ったんだか忘れたけれどもセールで買って、そして「消えた王様の杖」であっさり全滅したあと無償で復活させてくれるあたりも含めて、そんなにケチなアプリではない。
操作性の悪さはスマホである限り目をつぶらざるをえないが、そこは買う側がわかってあげようよ。
iOSでソーサリアンが遊べることを評価すべきであって「消えた王様の杖」をクリアさせるところまではギリギリ耐えられる順当な操作性である。
僕としてはスマホで遊びやすいソーサリアンが欲しかったのだけれども、むしろソーサリアンそのものよりも、ソーサリアンのエッセンスを楽しみたかったに違いない。今、王様の杖をクリアして「暗き沼の魔法使い」でガマガエルを天に返したあとわかった。この労力の1/15くらいで楽しみたかった。
でもそれは移植では難しい話で、下手なアレンジや、敵の弱体化とか、MAPや基本システムを変更すればますます古参プレイヤーから叩かれるし評価がさがる。これは経験上知ってる。昔からのプレイヤーはなぜか上から目線で「こうでなくっちゃ」と言わんばかりに細かいことに口うるさい。
言ってみれば、レストランでウェイターに偉そうにする人に近い。
「こんなソーサリアン、タダでも(ちょっとしか)遊べねえよ、
俺の(ソーサリアンではなく若いころの自分と愛機PC88の)思い出を返せ」
難しい。この気持に応えるのは実に難しい、リバイバルとかリメイクとか、リビルドていうのはこういう自分勝手な思い込みを美化する風潮を無視できる豪胆さが必要かもしれない。過去、レトロゲームをリメイクする際、版元さんはこういった。
「古参プレイヤーには何を作っても叩かれる」
「新しい人向けに過去に縛られない新しいコンテンツとして提供する」
言い得て妙である。ソーサリアンをこのiOSで出してくれたAeria版に文句を言いまくるから新作も出なければ追加シナリオも出ない。特にコアな人はこういう。
「下手なリメイク出されるくらいなら出ないほうがマシだ」
この意見は僕にとっては迷惑だ。下手なリメイクでも面白ければ僕は遊びたいし、新作も出てほしい。ダメだったら黒歴史に刻んで、それを肴に盛り上がるのも悪く無い。もう一度言うがAeriaのソーサリアンは「よく出来てる」あ、はじめて言ったか。ただ、ソーサリアン好きとしては残念な気持ちは共感できるが、それはAeriaのせいじゃない。
僕の心の思い出が実物以上に美しすぎただけなんです。
とにかく忙しかった5年の間に積みに積みまくったゲームを消化していくいいチャンスだと思った。いま世の中はPS4だけど、仕事が忙しくなった20年前からの積みゲーを消化していこう。いややっぱりやめた。無理だ。この20年の間になんとかクリアしたゲームは
・ナムコxカプコン
・メトロイドピンボール
・ゼルダの伝説
だけだった。話題になってたマリオカート7とかもやってないな、あ、買ってもないわ。そんな中いつかやろうと思っていた「ソーサリアン for iOS by Aeria」
これなら入院生活でもできる。
正直2500円で登場したAeria版ソーサリアンは出た当初からその価格と操作性の悪さに2chの掲示板は荒れていた。そこに含まれる課金コンテンツもなにか死者を冒涜するような「有料の復活」が神経を逆なでしたのか、課金コンテンツとしての評価は良くなかった。むしろ嫌われていた。
しかし、当時のそんな状況を横目にしつつも今あらためてバグもとっくにフィックスされたであろうソーサリアンをプレイしてみると、これはWindows版で販売された「ソーサリアンオリジナル」の移植版としては申し分のないできだ。ただ当時のアプリとしての2500円は高すぎたが。しかし僕はもともと無料で買ったんだったか、300円で買ったんだか忘れたけれどもセールで買って、そして「消えた王様の杖」であっさり全滅したあと無償で復活させてくれるあたりも含めて、そんなにケチなアプリではない。
操作性の悪さはスマホである限り目をつぶらざるをえないが、そこは買う側がわかってあげようよ。
iOSでソーサリアンが遊べることを評価すべきであって「消えた王様の杖」をクリアさせるところまではギリギリ耐えられる順当な操作性である。
僕としてはスマホで遊びやすいソーサリアンが欲しかったのだけれども、むしろソーサリアンそのものよりも、ソーサリアンのエッセンスを楽しみたかったに違いない。今、王様の杖をクリアして「暗き沼の魔法使い」でガマガエルを天に返したあとわかった。この労力の1/15くらいで楽しみたかった。
でもそれは移植では難しい話で、下手なアレンジや、敵の弱体化とか、MAPや基本システムを変更すればますます古参プレイヤーから叩かれるし評価がさがる。これは経験上知ってる。昔からのプレイヤーはなぜか上から目線で「こうでなくっちゃ」と言わんばかりに細かいことに口うるさい。
言ってみれば、レストランでウェイターに偉そうにする人に近い。
「こんなソーサリアン、タダでも(ちょっとしか)遊べねえよ、
俺の(ソーサリアンではなく若いころの自分と愛機PC88の)思い出を返せ」
難しい。この気持に応えるのは実に難しい、リバイバルとかリメイクとか、リビルドていうのはこういう自分勝手な思い込みを美化する風潮を無視できる豪胆さが必要かもしれない。過去、レトロゲームをリメイクする際、版元さんはこういった。
「古参プレイヤーには何を作っても叩かれる」
「新しい人向けに過去に縛られない新しいコンテンツとして提供する」
言い得て妙である。ソーサリアンをこのiOSで出してくれたAeria版に文句を言いまくるから新作も出なければ追加シナリオも出ない。特にコアな人はこういう。
「下手なリメイク出されるくらいなら出ないほうがマシだ」
この意見は僕にとっては迷惑だ。下手なリメイクでも面白ければ僕は遊びたいし、新作も出てほしい。ダメだったら黒歴史に刻んで、それを肴に盛り上がるのも悪く無い。もう一度言うがAeriaのソーサリアンは「よく出来てる」あ、はじめて言ったか。ただ、ソーサリアン好きとしては残念な気持ちは共感できるが、それはAeriaのせいじゃない。
僕の心の思い出が実物以上に美しすぎただけなんです。